「腰痛の原因の約80%は
ストレスだ。」と大阪大学の偉い先生が、かなり大きいデータで証明したのには驚いたけど、不眠症も有効なのはストレスマネジメントであるという、以下の記事にも驚いた。
ゾピクロン=アモバン=睡眠薬です。
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慢性不眠症にはゾピクロンよりも認知行動療法が有効である
高齢者における不眠症の短期治療および長期治療として、認知行動療法に基づく介入はゾピクロン投与より優越していることが、ランダム化試験で示唆された
Laurie Barclay, MD
Medscape Medical
News Reviewed by Gary D. Vogin, MD
【6月27日】慢性不眠症にはゾピクロンよりも認知行動療法(CBT)が有効であるというランダム化二重盲検試験の結果が、『JAMA』6月28日号に発表された。
「不眠症は、高齢者では一般的な疾患であり、医学的、社会的および
心理学的に有害な様々な結果を伴う」とベルゲン大学(
ノルウェー)のBorge Sivertsen, PsyDらは記述している。「過去の研究において心理学的治療および薬理学的治療の有益な転帰は示されているが、盲検化プラセボ対照
比較試験で両治療法の効果を比較したものはなく、最近の非ベンゾジアゼピン系睡眠改善薬と薬物療法以外の治療法を比較した試験も実施されていない。また、われわれの知る限り、CBTにより加療中の不眠症において徐波睡眠(ステージ3および4)が影響を受けるかどうかを検討した試験はない」。
2004年1月から2005年12月にノルウェーの大学病院外来において、慢性原発性不眠症を有する成人46例が、CBT(n=18)、ゾピクロン毎夕7.5 mg(n=16)、またはプラセボ薬(n=12)のいずれかの治療法にランダムに割り付けられた。平均年齢は60.8歳であり、22例は女性であった。CBTは、睡眠衛生、睡眠制限、刺激制御、認知療法および
リラクゼーションで構成された。各治療法を6週間継続し、プラセボ薬以外の2種類の治療法について、6カ月間の経過観察を行った。全覚醒時間、全睡眠時間、睡眠効率および徐波睡眠を外来睡眠ポリグラフおよび睡眠日記から求め、主要評価項目とした。
転帰の指標4項目中3項目において、CBTではゾピクロンと比較し、短期および長期の転帰の改善が認められた。ゾピクロンは大半の転帰でプラセボと差がなかった。睡眠効率は、CBT群では治療前81.4%から6カ月後の経過観察時に90.1%まで改善したが、ゾピクロン群では82.3%から81.9%に低下した。CBT群では他の治療群と比較し、徐波睡眠(ステージ3および4)の時間がはるかに多く、夜間覚醒時間は少なかった。全睡眠時間は3群とも同様であったが、6カ月後の睡眠ポリグラフ上の睡眠効率は、CBT群がゾピクロン群より良好であった。
「これらの結果から、高齢者における不眠症の短期管理および長期管理として、CBTに基づく介入はゾピクロン投与より優越していることが示唆される」と著者らは記述している。
この試験の限界としては、精神疾患または内科疾患に続発した睡眠障害の患者やプライマリケアの場面までに一般化できないこと、治療前評価時における睡眠の質が平均して比較的高かったこと、治療終了後6カ月以上の経過観察が行われていないこと、加えて症例数が比較的少ないこと、CBTの状況に対して盲検化されたもしくはプラセボの対照が置かれていないこと、特に昼間の眠気を扱ったデータが得られていないこと、今回のゾピクロンによる知見を他の睡眠改善薬までに一般化できないことが挙げられる。
「こうした限界があるにせよ、本知見は、高齢者における慢性原発性不眠症の臨床的管理にとって重要な意味合いを持つ」と著者らは結論している。「CBTの持続的な臨床効果の証拠が増加の一途を辿る一方で催眠薬の長期的な有効性の証拠は得られていない以上、臨床医は、急性不眠症のみに催眠薬の処方を検討すべきである。現在、不眠症のためのCBTに基づく介入は診療で広く利用できるわけではない。今後の研究では、プライマリケアの場面において不眠症に対して利用しやすい治療選択肢を提供することに焦点を当てるべきである」。
この試験は、ベルゲン大学、Meltzer Fund、Norwegian Foundation for Health and RehabilitationのEXTRA基金から研究
資金が提供された。著者らの情報公開によれば、関連する金銭的関係はない。
JAMA. 2006;295:2851-2858
Medscape Medical News 2006. (C) 2006 Medscape
posted by ドテチン4 at 21:56| 千葉

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